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最初にワイパーおよびフロントガラス下のカバーを外します。 これを外さないければストラット上部が触れません。 ワイパーのナットを外しワイパーアームを引き抜きます。 ワイパーアームは回転軸とテーパーでかみ合っているので、手で引っ張っても固くて抜けません。 写真のようなプーラーを使うと楽に外すことが出来ます。 |
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ボンネットの付け根あたりにあるクリップを外します。 クリップの中央をプラスドライバーで押し込むとツメが緩んで抜けるようになります。 このクリップを左右2個外します。 あとはツメとで引っかかっているだけなので、手で外していきます。 私は素手でバリバリと外しましたが、内装剥がしなどを使って丁寧に外すことをお勧めします。 |
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取り外したワイパーとフロントガラス下のカバーです。 赤い点線のあたりにツメがあり車のフレームとかみ合っていました。 緑の線の部分は、エンジンルームに残る樹脂のフレームの下に入り込むように引っ掛けてありました。 |
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これでストラット上部が見えるようになりました。 ナットの上部にはワイパーのリンクアームがあり、そのままでは工具が垂直に入りません。 ワイパーをメンテナンスポジションに移動させると、写真のようにナットの真上にアクセスできるようになります。 |
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車をジャッキアップして、両側のホイールを外します。 両側ともウマにかけるかジャッキにかけておきましょう。 片側が地面に付いた状態では、アンチロールバータイロッドに力がかかってしまいストラット(ショックアブソーバ)が外れません。 これで外してしまうボルト・ナットが全て見えた状態になりました。 外すボルト・ナットには潤滑油をかけておきましょう。 私はCRCの556を使いました。 |
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アンチロールバータイロッドのナットを外します。 ナットの上にはワイヤーの支持具がついているので、矢印の部分を手前に起こして外します。 写真は車両右側です。 |
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307の足回りには16mm、18mmなどの特殊サイズのナットが使われています。 これらは一般的なツールセットには含まれないサイズです。あらかじめ単品でそろえておきましょう。 私は16mm、18mmのラチェット用ソケットの他に16−18の超ロングメガネレンチを購入しました。 足回りのボルトは固くて回りにくいので、超ロングを使うと緩めやすいのでお勧めです。 アンチロールバータイロッドのボルトにはトルクスの穴があります。写真のようにトルクスで共回りを防ぎ、レンチでナットを緩めます。 ナットが緩んできたらトルクス側を奥に抜けるように回す(締め込む方向)と楽に外せます。 アンチロールバータイロッドを奥に押し込んで、ストラットから外します。 |
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次にストラットとステアリングナックルを固定するナット2つを外します。 このボルト・ナットは18mmです。ボルトに回り止めをしてナットを緩めます。 ボルトを抜くと、ストラットとステアリングナックルが外れます。 ストラットを下ろすときに邪魔にならによう、ナックルをなるべく下に押し下げておきましょう。 |
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ストラット上部のナットを外してストラットを下ろします。 307SWのストラットは、ショックアブソーバロッド一本で固定されています。 ショックアブソーバロッドに6角の穴があります。6角レンチで共回りを防ぎながらナットを回します。 この6角は7mmで、一般的なツールセットには含まれていないサイズです。単品でもなかなか売っていませんでした。 ナットは、黄色矢印の樹脂フレームの下側よりメガネレンチを入れて回しました。 樹脂フレームのエンジン側にあるカバーをめくればレンチが入ります。 ナットが外れるとストラットが落ちるので、下側でストラットを受けておく必要があります。この作業は、ナットを外す人とストラットを持つ人の2人で行いましょう。 ストラットはブレーキホースやドライブシャフトを引っ掛けないように引き出します。 ドライブシャフトがあるので真下には抜けません。斜めに倒して引き出しましょう。 (一般的な車ではショックアブソーバロッドの周囲に放射状に数個のナットがあり角度調整ができるようになっていますが307はその調整ができません。) |
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ストラットを外した後の写真です。これは車両右側です。 ストラットを下ろすときは、ステアリングナックルを写真左手前に押しやりました。 |
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ストラットが外れたらショックアブソーバーとサスペンションを分解します。 スプリングコンプレッサーを使ってサスペンションを圧縮します。純正のサスペンションはかなり長いので、なかなか圧縮できません。 ズボラをしようとショックアブソーバーの受け皿にスプリングコンプレッサーのツメをかけましたが、これはお勧めできません。ちゃんとバネにかけましょう。 サスペンションを圧縮してストラットのアッパーマウントとの間に隙間ができるよになったら、アッパーマウントを外します。 ショックアブソーバロッドに7mmの6角レンチで共回りを防止し、アッパーマウントをとめているナットを回します。 ここのナットは19mmです。とても薄いので力をかけるとレンチが外れてしまいます。 レンチをはめた上から先ほど外したストラット上部のナットを入れておくと、レンチが外れてしまうことなく作業ができます。 <注意> サスペンションが十分に圧縮されていない状態でアッパーマウントを外すと、アッパーマウントがふっとんで大事故に繋がります。スプリングコンプレッサーは2個以上をし使用し、両側均等に十分に圧縮しましょう。 |
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アッパーマウントが外れたらサスペンションを引き出して、スプリングコンプレッサーを外します。 スプリングコンプレッサーは外すときも両側均等に緩めていきましょう。 写真の緑のバネがダウンサス、黒いバネが純正サスペンションです。 純正サスペンションの下側についているチューブを外してダウンサスに付け替えます。(矢印のもの) チューブは断面がC字になっていて両面テープのようなもので貼りついています。 手で引っ張ればメリメリと外れてきます。 |
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ダウンサスをショックアブソーバに差込ます。 このダウンサスは体重をかけてちじめる程度でアッパーマウントが取り付けられました。 ストラットを立てた状態で、ダウンサスの上にアッパーマウントを載せて、上から体重をかけます。 アッパーマウントの穴にショックアブソーバーロッドがはまったらナットをかけます。 右側の写真はナットをかけた直後の状態です。ここからさらにナットを締めこみます。 ショックアブソーバーロッドに回り止めをしながらナットが回らなくなるまで締め込みます。 左の写真のダウンサスが黒い?気にしないでください(笑) |
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ストラットを横から見た写真です。 |
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ストラットが組み上がったら車に取り付けます。 外したのと逆の手順で、ブレーキホースやドライブシャフトを避けながら車体に差し込みます。 この作業も下から支える人と上からナットをかける人の2名で行いましょう。 |
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ストラット上部のナットを締めます。このときに矢印の部分のゴムが外れたりゆがんだりしないように、ゆっくりとナットを回しましょう。 ナットはある程度締め込んだ状態でとめておきます。 本締めはホイールを付けてジャッキから下ろした状態で行います。 |
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ストラットが付いたら、ステアリングナックルとストラットをつなぐ2本のボルトを締めます。次ににアンチロールバータイロッドをストラットにナットで固定します。 規定トルクは写真の通りです。 ナットを締めて各部を元の状態にくみ上げたら、ホイールを付けてジャッキから車を下ろします。 ホイールボルトの規定トルクは90N・mです。(ちなみに私の車はスタッドボルトを付けているのでナット締めです) 車を軽く前後に動かしてみて、異常がなければストラット上部のナットを本締めします。 ストラット上部のナットの規定トルクは90N・mですが、共回りを防止しながらの締め込みなのでトルクレンチが使えません。 ホイールボルト(ナット)を締めたのと同じような力の感覚で締めこみました。 |
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テスト走行をして異常がなければ、フロントガラス下のカバーとワイパーを組み付けます。 ワイパー取り付け前に、メンテナンスポジションからノーマルポジションに戻すのを忘れないようにしましょう。 車高を変えたらヘッドライトの光軸を調整する必要があります。 写真の白い部分を6角レンチで回せば光軸が上下に調整できます。右側はヘッドライトマークの付いたカバーを開けると調整部にアクセスできます。 このカバーは年式によって付いていない車両もあります。 |
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左側がノーマル車高、右側がダウンサス装着後です。 このダウンサスは約3年半使用したUESDなので、既に下がりきった状態になっていると思います。 写真はフロントサス交換後、200kmほど走行した後の写真です。 ダウン量は計っていませんが35mmのようです。 ☆☆☆アライメント調整について☆☆☆ ローダウン後はアライメントがくるってしまいます。 ところが307SWは調整できる部分がトー角のみです。なので、トー角のみを測定、調整すれば良いということになります。 トー角は、サイドスリップテスターのある整備工場であれば簡単に測定、調整ができます。 4輪アライメント測定+調整料よりもずっと安くてすみます。 調整はローダウンしてから十分走行して足が落ち着いてから行いましょう。私はローダウンしてから1ヶ月後(500k以上走行)におこないました。 (私はディーラで3千円+消費税でやってもらいました) |