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写真はノーマルのハブです。ホイールを外した状態で、ボルトを入れるネジ穴が4つあります。 これはフロントの写真です。リアは少し形状が異なりますが、取り付け方法は同じです。 |
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ハブのネジ穴にスタッドボルトを入れれば良いのですが、スタッドボルトには頭がありません。 これを取り付ける方法は2つ、ひとつは専用工具を使う方法です。 もうひとつは、ダブルナットで取り付ける方法です。左の写真のようにスタッドボルトにナットを2つ入れて、ナットどうしを締めあってボルトを回す為の頭をつくります。 ダブルナットに使うナットは、当然ホイールナットです。最初は上の写真のナットを使いました。17HEXのナットです。 このナットの2面幅はナットの最大外形より小さいので、ナットを写真の方向に入れるしかありません。 この場合、ナットどうしの接触面は60°テーパー側なので、接触面積が少なくなります。その結果、摩擦面が少なくなりナットの山をつぶしてしまうことになりました。 次に試したのは下の写真の21HEXのナットです。このナットは2面幅が最大外形よりも大きいので、60°テーパー側からでもナットを回すことができます。 当然ナットどうしの接触面積が増えます。 |
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ここからが本題です。 スタッドボルトをそのまま取り付けると、ホイールを交換するたびにスタッドボルトが緩んでくる可能性があります。 できるだけ強力な緩み止めを施す必要があります。そこでロックタイトを使用しました。 ロックタイトの中で最も強硬度な永久固定用の262です。(外そうと思えば外せますが、、) スタッドボルトの車両側に付ける部分に塗布します。垂れ落ちて、他のパーツに付着しないように注意しましょう。 |
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作業中にハブが回ってしまわないように、ブレーキにドライバー等を差し込んでおきます。 ベンチレーティッドディスクのなら側面に穴があるので、キャリパーの隙間からドライバーが挿し込めます。 AT車でもある程度はハブが回ってしまうので、この方法でハブを固定すると良いでしょう。 リアはパーキングブレーキにより固定できます。(307SWのリアはベンチレーティッドではないのでドライバーは挿せません) スタッドボルトをラチェットでねじ込んで行きます。ダブルナットが供回りしないように、奥側のナットにレンチで逆向きの力をかけながら回しました。 最初はトルクレンチで100N・mにトルク設定をしていたのですが、ナットとスタッドボルトのねじ山をつぶしてしまいました。 その後は十字レンチを使って締込み、供回りが押さえられなくなった時点で締め込みを止めることにしました。 ダブルナットを外すときは、奥側のナットだけを締め込む方向に回すと良いでしょう。 |
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4本のスタッドボルトが取り付いた状態です。これで日本車と同じ状態になりました。 ここまでの作業で注意したことを記載しておきます。 スタッドボルトは1本づつ素早く取り付けます。ロックタイトの硬化は空気と遮断されるとすぐに始まります。1本目の締め込みが終わってから、次のボルトにロックタイトを付けます。 スタッドボルトを取り付けるときに、ネジ穴からロックタイトがあふれてきます。その際はウエスで素早くふき取っておきましょう。 スタッドボルトを差し込む順番は、高い位置から順に行いました。ボルトをハブに持っていくときにロックタイトが垂れ落ちることがあります。 低い位置に取り付け済みのボルトがあると、ねじ山にロックタイトが付着してしまう可能性があります。 |
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今回使ったスタットボルトは全長62mmのものです。これを取り付けた後のボルト長はフロントが約42mm、リアが約44mmになりました。 10mmのスペーサを使うにはちょうど良い長さです。 |
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スタッドボルトを取り付けた後、純正ホイールを取り付けるには、平面座タイプのホイールナットが必要です。 ロングスタッドボルトの場合は貫通タイプのホイールナットを使用します。 袋ナットではボルトが底付きしてしまいます。 ホイールナットは写真のSPARCO製プジョー用平面座ナットを使用しました。 |
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スタッドボルトに平面座ナットを使用して純正ホイールを取り付けた写真です。 尚、この写真では、まだスペーサは使用しておりません。 |