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-- DIYはあくまで自己責任でお願いします --


■ウォッシャーノズルカバー■


 ボンネットの上にある黒いウォッシャーノズルを、ボディー同色にしたいと思いました。
 そのまま外して色を塗るだけではオモシロくないので、汎用のカバーを塗装することにしました。
 カバーであれば出来上がるまでの間も車の機能に障害が無く、自宅で時間があるときに少づつ作業ができるというメリットがあります。
 また、カバーであれば、気に入らなければ外せば良いというメリットもありますね。
 

 ベースに使ったのは、汎用のメッキカバーです。カー用品店で売られていました。
 左の写真は純正のウォッシャーノズルと並べた写真です。
 大きめのカバーですが、ボディー同色にすると目立ちにくくなるので、これくらいでちょうど良いと考えました。
 

 塗装をする為には、メッキを剥がす必要があります。
 メッキを剥がす方法は2つ。
 はく離剤に付けてメッキを剥がす方法と、サンドペーパなどでメッキを削ってしまう方法です。
 耐水サンドペーパが手元にあったので、メッキを削ることにしました。
 
 メッキを削ると、メッキの下地が出てきます。
 下地が無くなるまで削るつもりでしたが、どうしても均等に削れません。
 角ばかりが削れてしまい、丸い形状になりましたが307のボディーラインにはこの形状が合っています(ただの結果論!)。
 
 結局、下の写真の状態まで削り、あとは下地と塗装でカバーしてしまうことにしました。
 (残念ながら、塗装後も削り残しは分かります。。。)  

 メッキを削った後は、サンドペーパを目の細かいものに換えて、削った際にできた傷を消していきます。
 私はその作業が面倒なので、ズボラをしようとスプレーパテを使いました。
 スプレーで塗る薄いパテで、プラサフの役目も果たしてくれます。
 
 スプレーパテが乾いたら、軽くサンドペーパで磨くのがよいでしょうが、私はこの作業も省きました。

 ボディー同色塗装は、缶スプレーを使いました。
 HoltsのMINI MIXというカラー調色システムで作ってもらったものです。
 カー用品店でMINI MIXの調色機があるところであれば、その場で作ってもらえます。
 プジョーの塗装色をオーダする場合は、車体に表示されたカラーコードではなく、日本国内用に登録されたカラーコードでのオーダが必要となります。
 カラーコードが分からない場合は、プジョーディーラに問い合わせると良いでしょう。
 また、HoltsのMINI MIXのサイトでは、登録された塗装色が検索できますが、プジョーの塗装色を検索しても非対応と出てくることがあります。
 その為、調色機がある店舗でも、このシステムに慣れていない店員からは、非対応だと断られることがあります。
 サイトで非対応でも、調色機には調色情報が登録されている場合がありますので、断られても調色機で直接調べてもらうよう交渉しましょう。
 私がオーダしたエーゲーブルーも、サイトでは非対応となりますが、「3F」または「MF」というカラーコードで調色機に登録されていました。
 
<参考>
 プジョーの塗装色については「取説にない取説」のページにもう少し詳しく記載しております。 

 缶スプレーでボディー同色に塗装します。
 少し乾かして、重ね塗りを繰り返します。
 何度か重ね塗りをしたあと、乾燥させてからクリアースプレーを塗ります。
 クリアーも重ね塗りをすると良いでしょう。
 クリアーが乾燥したら、コンパウンドで表面を磨きます。

 塗装が完了してコンパウンドで磨いた後の写真です。
 削り残したメッキの下地が少し浮いています。
 また、スプレーパテの後に表面を削らなかったせいか、塗装面がシボ状に見えます。
 
 小さい部品なので、この状態で妥協することにしましたが。。。

 塗装が完了したカバーをボンネットの上に乗せて、ウォッシャー液が問題なく出るかをテストしました。
 そのままの形状では、噴出した液がカバーの内側に当たり、ボンネットの上に液が飛び散る結果となりました。
 
 ウォッシャー液が干渉する部分の形状を改善する必要があります。
 塗装にかかる前にテストしておくべきでした。
 カバーの内側にノズルが収まることは確認したのですが、まさか噴射の妨げになるとは思っていませんでした。

 コッピングソーという360°全方向に切ることができる糸ノコを穴に通して、穴のふちを切り取ります。

 さらに端面をヤスリで削って、穴を広げました。
 ガタガタですが、この形状でテストをすることにしました。
 

 ウォッシャー液を出しても干渉がなくなりました。
 
 端面をキレイに仕上げて再塗装すれば完成です。が、めんどくさいので端面を黒く塗ってそのまま両面テープで固定しました。
 
 覗き込まないと見えない部分なので、また妥協ですw
 DIYをするなかで削るという作業は、私にとって最も辛い作業です。
 根気が続きませんので。。。

 装着後の全体写真です。
 違和感なく同色にできました。
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