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ベースに使ったのは、汎用のメッキカバーです。カー用品店で売られていました。 左の写真は純正のウォッシャーノズルと並べた写真です。 大きめのカバーですが、ボディー同色にすると目立ちにくくなるので、これくらいでちょうど良いと考えました。 |
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塗装をする為には、メッキを剥がす必要があります。 メッキを剥がす方法は2つ。 はく離剤に付けてメッキを剥がす方法と、サンドペーパなどでメッキを削ってしまう方法です。 耐水サンドペーパが手元にあったので、メッキを削ることにしました。 メッキを削ると、メッキの下地が出てきます。 下地が無くなるまで削るつもりでしたが、どうしても均等に削れません。 角ばかりが削れてしまい、丸い形状になりましたが307のボディーラインにはこの形状が合っています(ただの結果論!)。 結局、下の写真の状態まで削り、あとは下地と塗装でカバーしてしまうことにしました。 (残念ながら、塗装後も削り残しは分かります。。。) |
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メッキを削った後は、サンドペーパを目の細かいものに換えて、削った際にできた傷を消していきます。 私はその作業が面倒なので、ズボラをしようとスプレーパテを使いました。 スプレーで塗る薄いパテで、プラサフの役目も果たしてくれます。 スプレーパテが乾いたら、軽くサンドペーパで磨くのがよいでしょうが、私はこの作業も省きました。 |
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ボディー同色塗装は、缶スプレーを使いました。 HoltsのMINI MIXというカラー調色システムで作ってもらったものです。 カー用品店でMINI MIXの調色機があるところであれば、その場で作ってもらえます。 プジョーの塗装色をオーダする場合は、車体に表示されたカラーコードではなく、日本国内用に登録されたカラーコードでのオーダが必要となります。 カラーコードが分からない場合は、プジョーディーラに問い合わせると良いでしょう。 また、HoltsのMINI MIXのサイトでは、登録された塗装色が検索できますが、プジョーの塗装色を検索しても非対応と出てくることがあります。 その為、調色機がある店舗でも、このシステムに慣れていない店員からは、非対応だと断られることがあります。 サイトで非対応でも、調色機には調色情報が登録されている場合がありますので、断られても調色機で直接調べてもらうよう交渉しましょう。 私がオーダしたエーゲーブルーも、サイトでは非対応となりますが、「3F」または「MF」というカラーコードで調色機に登録されていました。 <参考> プジョーの塗装色については「取説にない取説」のページにもう少し詳しく記載しております。 |
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缶スプレーでボディー同色に塗装します。 少し乾かして、重ね塗りを繰り返します。 何度か重ね塗りをしたあと、乾燥させてからクリアースプレーを塗ります。 クリアーも重ね塗りをすると良いでしょう。 クリアーが乾燥したら、コンパウンドで表面を磨きます。 |
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塗装が完了してコンパウンドで磨いた後の写真です。 削り残したメッキの下地が少し浮いています。 また、スプレーパテの後に表面を削らなかったせいか、塗装面がシボ状に見えます。 小さい部品なので、この状態で妥協することにしましたが。。。 |
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塗装が完了したカバーをボンネットの上に乗せて、ウォッシャー液が問題なく出るかをテストしました。 そのままの形状では、噴出した液がカバーの内側に当たり、ボンネットの上に液が飛び散る結果となりました。 ウォッシャー液が干渉する部分の形状を改善する必要があります。 塗装にかかる前にテストしておくべきでした。 カバーの内側にノズルが収まることは確認したのですが、まさか噴射の妨げになるとは思っていませんでした。 |
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コッピングソーという360°全方向に切ることができる糸ノコを穴に通して、穴のふちを切り取ります。 |
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さらに端面をヤスリで削って、穴を広げました。 ガタガタですが、この形状でテストをすることにしました。 |
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ウォッシャー液を出しても干渉がなくなりました。 端面をキレイに仕上げて再塗装すれば完成です。が、めんどくさいので端面を黒く塗ってそのまま両面テープで固定しました。 覗き込まないと見えない部分なので、また妥協ですw DIYをするなかで削るという作業は、私にとって最も辛い作業です。 根気が続きませんので。。。 |
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装着後の全体写真です。 違和感なく同色にできました。 |