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 ■ナンバープレート位置の変更(その1)■


 フロントナンバープレートの取り付け位置を上部へ移設しました。
 お約束のトラブルに、フロントナンバープレートを地面に擦って曲げてしまうというものがあります。私の車も擦っていました。 
 その対策としてナンバーを上部へ移設しました。 


 最初にナンバープレートを外します。左の写真のように日本のナンバープレートを付けるためのナンバーベースが付いています。
 このベースはバンパーにリベット4点で固定されています。このリベットを外してナンバーベースを外します。
 

 ドリルを使ってリベットの頭を飛ばします。
 私はドリルの先にリーマーをつけてリベットの中心の穴をざぐりましたが、大きめのキリがあればそれでも良いでしょう。
 左側の写真の上側のリベットは頭を飛ばしたの後の状態です。4ヶ所のリベットを外すとナンバーべーベースが外れます。
 右側の写真がナンバーベースを外したところです。リベットがバンパーに残っている場合は細いドライバーなどでバンパーの内側に落としてしまいます。
  

 外れたベースを今までの位置よりも高い位置に固定します。固定には写真のモリーアンカーというものを使用しました。ホームセンターで200〜300円で売られているものです。
 バンパーの外側からの作業のみで施工できるもの、特殊な工具を必要としないもの、ということでこれを選びました。
 本来は建物の内装に雌ネジを施工する為のものですが、リベットと同じ役割で使えます。素材もさびにくいものなので屋外使用でも問題ないと思います。
 使用したものは、下穴8mm、対応板厚6〜10mmのものです。
 (最初は対応板厚1.6〜5mm用で試しましたが短すぎたので施工しなおしました。)   

 ナンバーが好みの位置になるように穴を開けなおせばよいのですが、バンパーとナンバーベースの穴位置を合わせるのは大変です。そこで、既存の穴を使って簡単な加工で済ます事にしました。
 リベットが打たれていた4ヶ所の穴のうち、バンパーの上側2ヶ所に、ナンバーベースの下側2ヶ所の穴を合わせて2点止めとしました。
 バンパー、ナンバーベースとも、モリーアンカーを入れる為に穴の径が8mmになるまでリーマーを使って広げます。   

 私はユーロナンバーもつけたので左の写真のように、先にユーロナンバーをバンパーに両面テープで固定しました。
 取り付け位置を調整しやすいように、ユーロナンバーのみモリーアンカーを通す穴を大きめに開けておきましょう。私は穴径を12〜15mm程にしました。
 写真の状態のままにしておきたいのを我慢して、日本のナンバーを付けましょう(笑)

 ナンバーベースをモリーアンカーで取りつけます。
 固定を確実にすることと、万が一リベットが外れたときのことを考慮して、ナンバーベースの裏には外装用の強力両面テープを貼っておきましょう。
 モリーアンカーは付属の共回り防止金具で押さえながらネジをしめ込みます。このネジを締めていくと、裏側に貫通した部分が広がって抜けなくなるという仕組みです。
 ナンバーベースがバンパーから浮かないように、しっかり押さえながら施工します。隙間が開いた状態でネジを締めるとアンカーが正しく施工できません。
 ネジが回らなくなったら、逆に回してネジをぬきます。写真の右側が施工後のものです。既存のリベットよりも一回り大きな頭ですね。

 ナンバーベースが取りついた状態です。
 あとは日本のナンバープレートをベースに取りつければ完成です。

 上側が加工前、下側が加工後の写真です。
 ユーロナンバーが下から少しのぞいているので、私はこの位置が気に入っています。
 位置が高すぎると思われる方は、バンパー側に固定穴を開けなおすと良いでしょう。
 純正位置に戻したい場合は、リベットと同じ方法でアンカーを外し、元の4ヶ所の穴にモリーアンカーを施工すれば良いでしょう。
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